フリーランスは誰にとってもベストな働き方だとは思いません。しかしフリーランスのメリットにも書いたようにとても幸せな働き方ができるポテンシャルがあります。デメリットについて事前に理解し、対策ができている状態でフリーランスになることができれば、フリーランスになってみる人も増えるかと思い、書いてみます。

デメリット1:収入が不安定、仕事がなくなるリスクがある

最大のデメリットとしてあげられるのはやはり収入の不安定さではないでしょうか?クライアントの立場からしても自由に取引できることがフリーランスと契約するメリットです。、業績が悪化したからプロジェクト終了であったり、同じ品質でもっと安い人をみつけたからそちらへ切り替えたりできることがフリーランスへ発注する企業のメリットであり、それがフリーランスにとってのリスクとなります。

デメリット2:高いレベルで自己管理を求められる

体調管理をはじめ、フリーランスはいろいろと管理しないといけないことが増えます。ある程度労働時間が決められていれば、その中での時間配分を考えていくのですが、そもそもそういって枠がありません。いつでも働けるし、いつでも休める。また明確に仕事なのかプライベートなのかわからない時間も増えてくるでしょう。ついついのんびりしちゃってクライアントの納期に間に合わない、なんてことがあれば信用を失い兼ねないので、しっかりと管理する必要があります。

デメリット3:成長機会が失われがち

基本的にフリーランスは「これまで自分が培ってきたものをアウトプットして価値を提供し、その対価として報酬をもらう」ことを仕事にしています。つまり多くの仕事は「今の自分でできること」です。できるかどうかわからないこと、まだやったことがないこと、などが仕事になる可能性は低いです。そうやってできることだけをアウトプットし続けていくと、ふと気づいた時に、「あれ3年前から成長していない!?」なんていうこともありえます。

デメリット4:仕事に関係ない業務もすべてやらなければならない

確定申告が面倒、という声をよく聞きますが、書類の管理や収支の管理等、企業に勤めていれば経理や総務、人事の担当者がやってくれるようなことまで自分でやらなければなりません。

 

デメリット5:飽きてくる

成長しないにつながってきますが、まずはフリーランスとしてポジションをとると思います。できる業務の可視化、ですね。それを売って仕事にしていくわけですが、ずっと同じものをアウトプットし続けてくると飽きてきます。

これらのデメリットに陥らないために、心がけるべき3つの処方箋

1.時間とお金に余裕をもつ

人は余裕を失うと、間違った意思決定をしがちになります。悪循環に陥ります。必要な余裕は時間とお金の2つです。まず時間においては、平日20日x8時間稼働をベースとしない、ということがあげられます。1/3かできれば1/2くらいは仕事しなくても良い状態をつくれると理想です。いわゆるバッファーです。いざとなればそのバッファーをつかって完了もできます。またお金においては、独立するのであれば当面(1-2年程度)は1件も仕事が入らなくても生きていけるだけの貯金か仕事をとってから独立することが望ましいです。例えばどこかの企業の年間プロジェクトで生活に十分な月数十万の案件があり、それは月10日ほど稼働すれば完了できるのであればそれは望ましいです。そうではなければ、固定給を正社員でもらいながら、副業でフリーランスを続け、収入の安定が見えたタイミングで独立することをおすすめします。

あとは全く別の軸ですが、「絶対的な営業力を身につける」ことです。仕事が途絶えることがなければこのあたりの不安は解消されます。とれるかとれないかクライアントや運次第、の状況がリスクであり、自分の力でとってこれるのであればそれはリスクになりません。この営業についてはまた別記事で詳しく書いていきたいと思います。

2.成長するための時間を確保する

時間配分が肝です。睡眠時間とプライベートを除くすべての時間を仕事に使っていては成長の機会を失います。時間を捻出して、まだやったことがないこと、これから新しく学ぶために投資をします。現時点ではスキルがないことを想定しているので、お金を払って学ぶこともあるでしょうし、無償で仕事として受けるということもありかと思います。そうやって経験とスキルをみにつけ、いづれは適切に稼げる能力に発展していくことでしょう。

3.ツールやアウトソーシングなどを活用して得意分野に専念する

できるだけ、稼ぐための仕事、自己投資のための仕事ではない、やらなければならない仕事は減らしていきたいものです。今だと会計ツールなどさまざまな便利な支援ツールがあります。そういったものを積極的にトライし、自分にあった効率的にできる方法にチャレンジすることをおすすめします。またはそれが好きで得意な専門家にアウトソースするというてもあります。税金経費まわりは税理士がそのみちのプロです。その費用がもったいなくならないくらい、本業に集中できたら稼げる状態を築き上げておくことが理想です。